昨日寸法を測る記事かいたので
関連で 畳の寸法の測り方に関したことを
畳に関係してなくても 覚えると使えるかも???
(自分的には寸法よりスッポンのほうが良いけど)
基本は 『割り本法』です
その他に
『一畳本法』 や『十字本法』
90度を用いて測る『四一本法』『三四五本法』
対角が大きく違うときに使う『掛け歪本法』
などがあります
基本ABCD点を測定します

畳の業界では、基準よりプラス、マイナスで測定記載していきます
未だに尺を使ってます
関東間は、基準が2尺9寸(またはこの倍数)です
したがって、A-Bの基準は11尺6寸となり
A-Cの基準は8尺7寸となります
対角は誤差を見るので基準ではありません
業界用語で 基準の2尺9寸を 本間と言い
その本間よりプラスを大 マイナスを小って使って表してます
A-Bの長さが本間 C-Dの長さも本間
A-C B-Dも本間
対角が差がB-Cのほうが1寸長い

こうな感じになり実際は赤の線の様なお部屋ですので

対角の歪を割り付けます
基本三平方の定理で計算してA²+B²=C² で計算して
A²(116×116=13456)
B²(87×87=7569)
C²=21025 √21025=145
対角の長さは14尺5寸が直角三角形の長さとなります
これをもとに計算して歪を割り振ります
そんなこと毎回できないので
紙一面に公式書いて計算するようになりますね
そこで先人の知恵を利用します掛け率で簡単にゆがませます
これをちゃんと√で計算して実証してくれた人もいます
6畳間の場合丈A-B又はC-Dでのゆがませ方は

基準(本間)より5分大きくしたり5分小さくしたりして1寸
でも実際は1寸ずらしても 対角長さは一寸まで行きません
8分です
六畳間の丈の消し率は0.8なので 1寸動かしても8分しかです
(こんな簡単な掛け率考えた人は偉い!!)

したがって
あと2.5分動かして12.5の×0.8で一寸です
これは、極な割り振りですが
本当なら1寸も違ってらら丈だけじゃなく幅でも動かしますよ

丈と幅では掛け率が違います
6畳間の幅の掛け率は0.6なのでそれも使って1寸にします
この方が、一枚の畳当たりの 大きさの違いが少なくなりますから
こんな感じで寸法測ってます
正方形のお部屋や 長方形の比率1・2とか2・3とかで
歪の掛け方の比率は違うので 公式で計算してくださいね
又は ご連絡いただければお教えいたします
ちなみに 長方形 2・1の場合は丈0.9 幅0.45です
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