親父の畳包丁
私の親父さんが使って包丁を、使おうかなって思い
親父の使ってた道具箱より、出して来ました
やっぱ錆びてます
お昼休みに砥石でトギトギして見ました
とりあえず光った
大きいさは25センチの框包丁(一番包丁)
本当は、もうチョイ幅が大きかったんですよ
こいつは、畳床(藁)の丈を、切る時に使います
今は、機械の切断機で切ってしまうので、なかなか出番がありません
自分の包丁も有るから余計にね
そこで、通常で使うことにしました。
では、ついでにもう一丁、私の落とし包丁(2番包丁)です
こちらは畳床(藁)の幅を切る包丁です
框包丁に比べるとチョットスリムな体型です
並べて見ると、違いが判るかでしょ
使用する刃の部分が違うので減り方も違います
框包丁は、上の方を良く使います
落し包丁は、真中辺りをよく使います
そして使い込んだのが、下の写真です↓
右側の黒い柄の包丁も、親父が使ってたやつです
もともとは、左のサイズの包丁でしたが
使い込んで行くうちにこ、のサイズになった物です
柄も減って形が変わっちゃてます
何時から使ってたかは、聞いてないので不明ですが
おまけに、もう一丁
これも、親父か使ってたやつですが
20年前から私が使ってます。その当時からこの格好です。
落とし包丁(2番包丁)の砥ぎ減り最終形です
ドスじゃありませんよ、畳包丁ですよ
先は、欠けちゃってますが(落とした時にかけてしまった)
細工の時しか使わないから、砥がない減らないです
でも錆びてはいないですよ
でも、ブログの為に、砥いちゃいました
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畳を作るときって包丁を使うんですね。知らなかったからびっくりです。
代々受け継がれるものって良いですね。『継承』って言葉がとても似合う気がします。
投稿: おたんこナス | 2010年2月24日 (水) 16時00分
おたんこナスさんへ
道具は継承って言う物ではありません
本当に砥ぎ減らしてナンボです
心と技は継承して行かなくてはと、思ってます
投稿: へーすけ | 2010年2月25日 (木) 06時49分